高梁市議会 > 2018-12-04 >
12月04日-01号

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  1. 高梁市議会 2018-12-04
    12月04日-01号


    取得元: 高梁市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-25
    平成30年第7回12月定例会        平成30年第7回高梁市議会(定例)会議録(第1号) 平成30年12月4日(火曜日)            〇議   事   日   程             午前10時開議第1 会議録署名議員の指名第2 会期の決定第3 諸般の報告第4 議案の上程第5 提案理由の説明第6 請願の上程            ~~~~~~~~~~~~~~~            〇本日の会議に付した事件日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 会期の決定日程第3 諸般の報告日程第4 議案の上程     認定第3号 平成29年度高梁市各会計歳入歳出決算認定について     議案第110号 高梁市大月福祉基金条例     議案第111号 高梁市養護老人ホーム条例の一部を改正する条例     議案第112号 高梁市養護老人ホーム成羽川荘施設整備等基金条例の一部を改正する条例     議案第113号 高梁市立認定こども園条例の一部を改正する条例     議案第114号 高梁市立保育所条例の一部を改正する条例     議案第115号 高梁市国民健康保険病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例     議案第116号 高梁市山田方谷記念館条例     議案第117号 高梁地域事務組合の共同処理する事務の変更及び高梁地域事務組合規約の変更について     議案第118号 高梁地域事務組合の共同処理する事務の変更に伴う財産処分について     議案第119号 公共下水道工事委託変更協定の締結について     議案第120号 平成30年度高梁市一般会計補正予算(第4号)     議案第121号 平成30年度高梁市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)     議案第122号 平成30年度高梁市国民健康保険成羽病院事業会計補正予算(第2号)     議案第123号 平成30年度高梁市介護保険特別会計補正予算(第2号)     議案第124号 平成30年度高梁市養護老人ホーム特別会計補正予算(第1号)     議案第125号 平成30年度高梁市特別養護老人ホーム特別会計補正予算(第1号)     議案第126号 平成30年度高梁市畑地かんがい事業特別会計補正予算(第1号)     議案第127号 平成30年度高梁市水道事業特別会計補正予算(第2号)     議案第128号 平成30年度高梁市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)     議案第129号 平成30年度高梁市下水道事業特別会計補正予算(第2号)日程第5 提案理由の説明日程第6 請願の上程     請願第3号 国民生活と地方自治を破壊する「憲法改正」に反対する意見書の提出を求める請願     請願第4号 消費税10%への増税中止の意見書を政府に提出することを求める請願            ~~~~~~~~~~~~~~~            〇出   席   議   員1番  伊  藤  泰  樹 君          2番  森     和  之 君3番  平  松  賢  司 君          4番  森  上  昌  生 君5番  三  村  靖  行 君          6番  黒  川  康  司 君7番  石  田  芳  生 君          8番  石  部     誠 君9番  石  井  聡  美 君          10番  内  田  大  治 君11番  宮  田  好  夫 君          12番  森  田  仲  一 君13番  倉  野  嗣  雄 君          14番  川  上  修  一 君15番  宮  田  公  人 君          16番  川  上  博  司 君17番  大  月  健  一 君          18番  小  林  重  樹 君            ~~~~~~~~~~~~~~~            〇出席した事務局職員事務局長     加 藤 幹 生          次長       川 上 秀 吉議事係長     河 邉 一 正            ~~~~~~~~~~~~~~~            〇説明のため出席した者〔市長部局〕  市長      近 藤 隆 則 君      副市長     藤 澤 政 裕 君  政策監     前 野 洋 行 君      政策監     土 岐 太 郎 君  総務部長    竹 並 信 二 君      産業経済部長  丹 正 鎮 夫 君  市民生活部長  三 上 武 則 君      健康福祉部長  宮 本 健 二 君  病院事務長   久保木 英 介 君      会計管理者   西 平 英 生 君  総務課長    赤 木 和 久 君〔教育委員会〕  教育長     小 田 幸 伸 君      教育次長    大 場 基 成 君〔消  防〕  消防長     渡 辺 嘉 久 君〔監査委員〕  委員      梅 野   誠 君      事務局長    上 森 一 正 君       ~~~~~~~~~~~~~~~            午前10時0分 開会 ○議長(小林重樹君) 皆さんおはようございます。 ただいまの出席議員は18名であります。定足数に達しておりますので、これより平成30年第7回高梁市議会(定例)を開会し、直ちに本日の会議を開きます。 本日の議事日程につきましては、お手元に配付いたしておりますので、よろしくお願いいたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(小林重樹君) まず、日程第1、会議録署名議員の指名であります。 会議規則第88条の規定により、2番森和之君、10番内田大治君を指名いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 会期の決定 ○議長(小林重樹君) 次は、日程第2、会期の決定であります。 本件につきましては、11月29日開催の議会運営委員会において、あらかじめ御協議をいただいております。 この際、議会運営委員長からその結果について御報告を願うことといたします。 川上修一君。            〔14番 川上修一君 登壇〕 ◆14番(川上修一君) 皆さんおはようございます。 今定例会にかかわる議会運営委員会の協議結果について御報告を申し上げます。 今回市長から送付を受けております案件は、認定1件、議案20件の計21件でございます。また、請願が2件提出されております。 次に、通告質問者はお手元に配付されておりますとおり10名でございます。そのほかに、給与関係などの案件が追加提案される予定となっております。 これらを踏まえ慎重に審議した結果、会期は本日から12月21日までの18日間とすることにいたしました。 会議日程につきましては、本日は諸般の報告、議案の上程、説明、請願の上程、10日から12日の3日間は一般質問に充てております。今回の通告者は10名ですので、10日を4名、11日、12日をそれぞれ3名ずつといたしております。続く13日は議案質疑、委員会付託などでございます。続く14日、明けて17日、18日の3日間は常任委員会に充てております。そして、最終日12月21日は委員長報告、同報告に対する質疑、討論、採決等を行い、全日程を終了する予定といたしております。その他の日につきましては休日あるいは事務整理のため休会といたしております。 議員諸公におかれましては御賛同いただき、適切な御議決を賜りますようお願いを申し上げまして、議会運営委員会の報告といたします。よろしくお願いを申し上げます。 ○議長(小林重樹君) お諮りいたします。 会期につきましては、ただいまの議会運営委員長報告のとおり、本日から12月21日までの18日間とすることに御異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林重樹君) 御異議なしと認めます。よって、会期は本日から12月21日までの18日間と決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3 諸般の報告 ○議長(小林重樹君) 次は、日程第3、諸般の報告であります。 これにつきましては、お手元に配付いたしておりますので、ごらんいただきたいと思います。 この中で、旧市民生活委員会、旧議会運営委員会管外行政視察を実施されております。この際、慣例により、旧各委員会から視察報告を願うことといたします。 まず、旧市民生活委員会視察報告を願います。 宮田好夫君。            〔8番 石部 誠君 退席、出席議員17名となる〕            〔11番 宮田好夫君 登壇〕 ◆11番(宮田好夫君) 皆さんおはようございます。前市民生活委員長の宮田でございます。 市民生活委員会管外行政視察の御報告を申し上げます。 去る10月16日から17日まで、福岡県みやま市、熊本県山鹿市の2カ所で管外行政視察を実施いたしました。 まず、みやま市のスマートエネルギー事業バイオマス産業都市構想についてです。 みやま市では、平成25年7月から稼働した5,000キロワットのメガソーラー施設設置を契機として、自治体が抱える課題を公共エネルギーサービス供給により解決し、その新しく生まれるサービスを根づかせ、みやま市に新しいビジネスを生み、そこから雇用が生まれ、経済を活性化させる取り組み、いわゆるエネルギー地産地消のまちづくりを展開されています。            〔8番 石部 誠君 着席、出席議員18名となる〕 ◆11番(宮田好夫君) これは、地方創生の取り組みとして地域資源を行かしたまちづくり、全市民が参加する取り組みとして議会と共有し、平成26年3月に電力会社を設立すべく議会全員協議会で説明し、平成27年3月に電力と自治体ならではのサービスを提供する、自治体による低圧電力売買事業会社を設立、同年11月から電力を供給されています。設立会社の出資割合は、資本金2,000万円の55%をみやま市、地元金融機関が5%、民間会社が40%です。新電力事業は、メガソーラーや家庭の余剰電力をみやまスマートエネルギーとして、契約住宅、公共施設などに供給するとともに、契約各戸に設置されてあるタブレット端末を利用して、地域情報等を提供する生活支援サービスを展開されていました。 また、市民啓発としては、将来世代へ持続可能な社会づくりとして、故郷への愛着を広げていく取り組みとして、市内の小・中学校で授業を継続的に進められています。 また、他自治体との連携についても、共同購入によるコスト削減管理コストの削減、管理コストの分担、電力融通によるインフラバランスリスクの低減を目的として、鹿児島県や大分県、東京都、福島県などの自治体と進められています。 次に、バイオマス産業都市構想は、資源循環のまちづくりとして、生ごみ、し尿、浄化槽汚泥メタン発酵発電液肥化施設を拠点として、産業振興、雇用創出を図るものであり、近隣市町の同資源施設等の連携による災害に強いまちづくりも目指しているところでございました。 具体的には、メタン発酵発電液肥化プロジェクトにより、循環型社会の形成、農業振興の基幹事業として推進するとともに、紙おむつ資源化プロジェクトはたきノリ資源化プロジェクトなども計画推進されています。今後の課題としては、新電力事業は家庭における切りかえの促進であり、全体としてゼロ・ウェイストやエネルギー地産地消を合わせた宣言、または条例の制定と伺ったところです。 次に、山鹿市の窓口の民間委託の取り組みについてです。 山鹿市では公共サービス改革法を受け、さらなる市民サービス向上行政コストの削減を図ることを目的として、平成26年5月の財政健全化戦略会議で、市民課窓口業務の民間委託を決定されています。委託業務は、全部委託が12業務、一部委託が5業務、市民課以外の業務を含めれば23業務を民間委託されていました。 その効果として、市民課職員の削減、職員業務の効率化、時期に応じた委託社員の配置、接遇の向上等が上げられています。また、市民課フロアで実施されている勤務状況も確認しましたが、委託業者と市民課職員、また関係各課の連携にロスは見受けられず、来庁されている市民の皆さんへの対応状況も良好と感じたところでございます。 その結果が、山鹿市が行った市民アンケートからも見ることができました。今後についても、この業務で民間委託を継続すべく、プロポーザル方式にて契約の更新の作業中とのことでありました。 最後に、各視察先の取り組みは、本市の今後の施策に大いに参考になるものと感じたところでございます。 以上、市民生活委員会管外行政視察の報告とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(小林重樹君) 次に、旧議会運営委員会視察報告を願います。 倉野嗣雄君。            〔13番 倉野嗣雄君 登壇〕 ◆13番(倉野嗣雄君) 皆さんおはようございます。前議会運営委員会委員長の倉野でございます。 去る10月11日、真庭市議会を訪問し、議会運営委員会管外行政視察を実施いたしましたので、御報告を申し上げます。 真庭市議会では、議会運営の機能強化の取り組み、特にタブレット導入について視察を行いました。 真庭市の人口は平成30年9月末日で4万3,990人、面積は828.4平方キロメートルで、議員定数は24人でございます。 真庭市議会では、議会基本条例を具現化する活性化項目を15項目設定され、さまざまな取り組みで議会改革を進められております。タブレット導入による議会の活性化もその方策の一つであり、平成28年6月から議会活性化推進特別委員会で議論した後、平成29年6月からICT作業部会で機種選定、導入方法、費用負担等々を調査研究、平成30年2月からICT推進部会で業者選定、運用ルールの検討、導入に向けての研修等を実施し、平成30年9月定例会より試行し、12月定例会より本格実施で進められています。 期待できる効果としては、効果的な議会運営、議員活動の充実、情報伝達の迅速化、情報共有の高度化、環境負荷の軽減、議会事務局の負担軽減などが上げられています。 今後においても、議会と執行部の会議システム統一議会フロアWi-Fi整備、議会の見える化などを推進する計画であると伺っているところでございます。本年7月の西日本豪雨の際、議会事務局と各議員との情報共有にもこのタブレット端末が活用され、大いにその効果はあったとのことでありました。 最後に、視察先の取り組みは、本市の議会改革及び議会運営に大変参考になるものと感じたところでございます。 以上、議会運営委員会管外行政視察の報告とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(小林重樹君) 次に、監査委員から平成30年8月、9月、10月分の例月現金出納検査の結果が報告されております。これにつきましては、事務局に保管いたしておりますので、随時ごらん願います。 以上で諸般の報告を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第4 議案の上程 ○議長(小林重樹君) 次は、日程第4、議案の上程であります。 市長から送付を受けております認定第3号及び議案第110号から議案第129号までの21件を一括上程し、議題といたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第5 提案理由の説明 ○議長(小林重樹君) 次は、日程第5、提案理由の説明であります。 市長より提案理由の説明を求めます。 近藤市長。            〔市長 近藤隆則君 登壇〕
    ◎市長(近藤隆則君) 改めまして、皆様おはようございます。 早いものでことしも残すところ1カ月足らずという季節になりました。今月に入りましてさらに日が短くなり、冬の到来を感じさせるきょうこのごろでございます。議員各位におかれましても年末を控え何かと御多用の中、本日12月定例市議会の開催をお願いいたしましたところ、御参集を賜りまして、まことにありがとうございます。 さて、今議会に提出しております案件は、認定1件、議案20件でございます。これらの提案理由の説明に入ります前に、7月豪雨災害の状況を御報告させていただきたいと思います。 災害からはや5カ月が経過しようとしております。この間、多くの方に御支援をいただき、応急復旧から本復旧、さらには復興に向けて歩を進めているところであります。さきの議会全員協議会でも御報告させていただきましたが、この災害からの早期の復旧、復興を図るには、行政はもとより、市民、関係機関、関係団体が現在の状況と将来へのまちづくりの認識を共有し、そして今回の災害を教訓と受けとめ、一日も早く被災された方の生活再建を図ることが大切なことと考えているところでございます。さらに、地域産業の再生と発展を目指し、市民の皆様が安心して暮らし、働くことができるまちづくりにも全力を挙げて取り組む必要がございます。 こうした状況を受けまして、現在、将来に向けて希望と夢と安心して住み続けることのできる新しい本市の復興ビジョンをお示しするとともに、本市の将来像の創造につながる高梁市復興計画の策定を進めているところであります。 この復興計画の策定に当たりましては、11月22日から地域での懇談会を5会場で開催し、参加者の方々から現在の復旧状況や発災時の課題また対応、さまざまな視点で御意見をいただいたところであります。こうした御意見や議員各位の御意見なども踏まえまして、年度末を目途に復旧、復興に向けました道筋をお示しさせていただきたいと考えております。 懇談会の中でもお話しいたしましたが、地域防災力の必要性というものを強く感じたところでもございました。加えて、その力を高めるとともに、災害に強い国土づくりということも喫緊の課題であると認識をいたしておるところでございます。 改めまして、ここで7月豪雨災害の被害状況等につきまして御説明させていただきます。 現時点では、まだ災害復旧費等の数字が変動しておりますので、先般の全員協議会で御報告させていただいた時点をもとといたしまして、状況をお知らせしたいと思っております。 まず、被害状況ですが、これは11月9日現在ということでございますが、人的被害につきましては、亡くなられた方がお一人、行方不明の方がお一人、重傷の方が2名となっております。亡くなられた方につきましては、11月7日に災害関連死として認定された方でございます。 住家被害につきましては、全壊家屋が59戸、大規模半壊家屋が81戸、半壊家屋は194戸、半壊に至らない家屋が177戸ということで、合計511戸となっています。このうち、浸水にかかわるものが455戸と約9割がその被害ということになります。 続いて、公共施設災害の状況でありますが、10月31日現在での被害総件数2,494件、被害総額が80億8,821万7,000円となっております。これだけの多くの被害件数になったことに加えまして、本市のみならず県内各地及び広島県や愛媛県などでも被災箇所が多数に上がっていることから、国の査定業務が現在も続いています。最終的には、年を越す査定も予定される状況となっていることをあらかじめ御理解もいただきたいと思っております。 施設ごとの内訳ですが、まず道路、河川などの公共土木施設につきましては、被災箇所数が1,740件、被害額が41億2,988万3,000円となっております。復旧工事につきましては、11月中旬から順次発注を開始しておりまして、さまざまな要因、また地域の状況等も勘案しながら、早期復旧に努めてまいりたいと考えております。 農地、農業用施設などの農林施設でありますが、被災箇所数が578件でありまして、被害額は11億5,198万円となっております。復旧工事につきましては、先ほど申し上げましたが、国の査定が年を越す見込みであることなどから、査定を受け次第発注に努めてまいりますが、来年2月ごろからの発注という見込みで今進めているところでございます。 上下水道施設につきましては、箇所数が112件で、被害額は16億3,448万3,000円となっております。水道また下水道とも現在仮復旧が完了しております。本復旧工事に関しましては、下水道は既に着工しておりますが、水道につきましては、来年4月以降の着工と見込んでおります。早期の完成に努めたいと考えております。 学校施設、観光施設などの観光また文教施設につきましては、箇所数が18件、被害額は6,895万2,000円となっております。各施設については既に完了もしくは着工済みとなっています。 その他の公共施設につきましては、被害箇所数45件、被害額が2億9,763万4,000円となっています。主な工事としましては、消防施設は既にもう復旧が完了しておりますが、市民プールにつきましては、来年の2月、そして現在災害ごみの仮置き場となっておりますききょう緑地グラウンドの整備につきましては、来年度のできるだけ早い時期に着工したいと考えておりますが、これから被災をされた家屋等の解体なども見込まれております。現在のところその最終時期を見通す段階には至っていないということも御理解を賜りたいと思っております。また、斎場につきましては、既に復旧工事が完了しており、11月1日から全ての業務を再開いたしました。その他施設につきましても、一日も早い復旧に努めてまいります。 最後に、市の施設ではございませんが、高梁地域事務組合クリーンセンターについてでございます。 被害額は8億528万5,000円となっております。現在、し尿施設は10月22日から、不燃ごみ、粗大ごみでありますが、11月5日から受け入れを再開いたしております。なお、可燃ごみにつきましては、12月21日までの収集分につきましてはこれまでと同様に他の自治体の施設への搬入をお願いすることとし、週が明けた24日、休日でありますが、燃えるごみの収集エリアのごみについて、受け入れをここから開始いたします。なお、直接センターに搬入される燃えるごみにつきましては、25日火曜日から受け入れを再開する予定でございます。いましばらく御不便をおかけいたしますが、御理解御協力を給わりますようにお願いを申し上げます。 次に、被災者支援の状況についてでございますが、これも11月9日現在の状況で御報告させていただきたいと思います。 被災をされた皆様への支援制度につきましては、国、県の制度も含め、77項目のメニューを用意し、一日も早い生活再建を後押しさせていただく体制としております。 まず、災害見舞金の支給状況でありますが、全壊家屋の方には58世帯へ1世帯当たり30万円、合計で1,740万円の支給。大規模半壊家屋の方には78世帯へ1世帯当たり30万円、合計で2,340万円、半壊家屋の方には192世帯へ1世帯当たり15万円で、合計2,880万円など、支給総額が7,826万円となっています。引き続き、手続が完了次第、支給をさせていただくこととしております。 次に、災害義援金のほうの配分状況でございます。 岡山県、さらには本市に寄せられました皆様方からの義援金につきまして、高梁市災害義援金配分委員会の決定によりまして、被災者の方へ配分させていただいています。配分状況ですが、全壊家屋の方につきましては持ち家、借家合わせて58世帯へ1世帯当たり持ち家100万円、借家70万円、合計で5,650万円を配分させていただいておりますし、大規模半壊家屋の方には持ち家、借家合わせて78世帯へ1世帯当たり持ち家85万円、借家52万5,000円、合計で5,687万5,000円、半壊家屋の方には192世帯で1世帯当たり持ち家75万円、借家52万5,000円、合計で1億3,095万円を配分いたしております。また、お亡くなりになられた方に対しましても、100万円、重傷の方にはお1人当たり25万円をそれぞれお贈りさせていただいております。 次に、被災者生活再建支援金であります。 この制度は、災害により住居が全壊や大規模半壊など生活基盤に著しい被害を受けた世帯を対象に、生活再建のため支援金を支給するものでありまして、財源は国、県それぞれ2分の1でございます。11月12日現在の支給状況ですが、住宅の被害程度に応じて支給する基礎支援金でありますが、全壊家屋100万円、大規模半壊家屋50万円が基準となっており、それぞれ55件で5,200万円、73件で3,375万円の合計128件、8,575万円が支給されております。また、住宅の再建方法に応じて支給する加算支援金というものがありますが、全体で54件、5,012万5,000円となっております。支援金総額につきましては、182件、1億3,587万5,000円が支給されている状況でございます。 最後に、民間事業者の方の状況でありますが、10月末現在で、被害申告件数は227件ございました。被害申告額につきましては、53億8,000万円となっております。事業所の再開、復旧に向けて、グループ補助金、これは岡山県中小企業等グループ施設等復旧整備補助事業というメニューでございますが、この申請手続を進められておりまして、市内グループ数が4グループで42社、また小規模事業者の方が対象の国の持続化補助金につきましては、31社が申請され採択を受けておられます。本市独自の支援策につきましては、国、県からの災害復旧の助成を受けていない事業者の方を対象に、30万円を上限として高梁市中小企業等再建補助金を交付させていただいております。現在、12社から申請をいただいております。 また、被災をした事業者の皆様に対して5万円の義援金をお渡しすることを決定いたしました。去る11月21日から罹災証明書を受けている事業所を職員が訪問し、復旧状況、また支援制度の活用状況等を確認させていただくとともに、支援制度全般の説明を再度行わせていただいております。 以上、災害の状況報告をさせていただきました。 ここから後は諸般の報告、また最近の市政を取り巻く状況等について若干御報告をさせていただきます。 まず、空き家バンク制度についてであります。 平成19年度から県下に先駆けて運用してきた空き家情報バンク制度でありますが、10月末現在の数字でございますが、これまでの延べ登録件数が272件に上り、成約件数は182件と県下でもいずれもトップでございます。このバンク制度を通じて空き家に入っていただいた方でありますが、もう既に400人を超えている状況でございます。近年は、市外から移住される方のみならず、空き家を改修して入居される市内の方もふえつつあるという状況でございまして、今年度は特に7月の豪雨災害の影響もあり、被災をされた方の空き家の需要というものも高まっております。 現在、空き家バンクへの登録物件が不足をしているという状況もあります。引き続き、空き家の掘り起こし、空き家バンクへの登録を促進するとともに、空き家の利活用を通じて移住・定住の推進を図ってまいりたいと考えております。 次に、観光動態についてであります。 市内の主な観光施設の入り込み客数でありますが、災害が発生をいたしまして7月は対前年比31%の1万1,875人にまで落ち込みました。しかしながら、8月、9月と徐々に回復し、10月においては対前年比97%、4万378人にまで回復してきております。備中松山城につきましては、7月には対前年比24%となっておりましたが、10月には対前年同月を271人上回る7,336人の方にお越しをいただいております。吹屋地区につきましても、7月が前年比29%と落ち込んでおりましたが、10月には対前年同月比87%まで回復しており、引き続き観光客の誘客に向けプロモーション活動を行っていくとともに、議会の御協力をいただきながら、岡山県に対しまして中・長期的な支援の要請を行っていきたいと考えているところでございます。 次に、雇用対策についてであります。 去る10月17日と22日に、高梁市・総社市パート・アルバイト合同就職フェアを両市におきまして初めて開催をしました。これは、平成27年2月に雇用や観光など相互の発展のために連携協定を締結したことによるものであります。隣の市同士が雇用面で連携するというのは全国的にも珍しいケースでありまして、今後災害からの復旧、復興に向けてもこうした就職フェアなど時代の要請に応じた雇用対策に取り組んでまいりたいと考えているところでございます。 次は、消防施設の充実強化についてであります。 今年度、高規格救急自動車及び高度救命資機材の更新を整備させていただきました。10月25日から運用を開始したところでございます。最新の医療機器を活用し、適切な処置を行うことにより、引き続き救命率の向上に努めてまいりたいと考えております。 高梁市図書館についてであります。 昨年2月にオープンいたしました高梁市図書館の来館者が9月に100万人を突破いたしました。1年8カ月での達成であり、月平均5万人の方に来館いただいていることになります。9月22日に達成イベントを開催し、市内の小学生、また来館者などが未来への思いを記入した復興の樹を披露し、現在も図書館の吹き抜け東面に展示をいたしております。豪雨災害の影響により7月の来館者数は前年に比べ6割まで減少しておりましたが、9月以降来館者数も徐々に回復し、10月は前年並みに戻っております。引き続き図書館利用の拡大とにぎわいの創出に努めてまいりたいと考えております。 また、移動図書館車を運行し、サービス拡大と充実を図ってきておりましたが、豪雨災害により車両が水没し、全損となっております。特殊車両であるということから、新たな車の購入には半年以上の期間を要する見込みであります。これまで、代替えの軽四車両で約200冊の規模に縮小して対応しておりましたが、11月以降につきましては、カルチュア・コンビニエンス・クラブ様が新たな代替え車両を借り受け、積載図書も約1,000冊を確保し、移動図書の充実を図っているところでございます。 次に、旧図書館を活用し整備を進めております山田方谷記念館についてであります。 山田方谷記念館につきましては、豪雨災害の影響を受け、スケジュールにおくれが生じておりますが、早期の開館を目指し準備を今進めております。現場では、トイレ改修工事等も完了し、展示作業を今進めているところであります。平成31年2月の開館を予定しております。 次に、大臣表彰のお知らせでございます。 長年にわたり国指定重要無形民俗文化財備中神楽の保存と継承に御尽力をいただいている備中神楽成羽保存会様が文部科学大臣表彰を受賞されました。また、平川村定住推進協議会様におかれましては、新規就農者の受け入れなどによる定住人口の増加に貢献があったことから、さらに農事組合法人ならい様は、耕作放棄地の有効活用などで農産品の売上向上を果たされたことなどにより、それぞれ農林水産大臣表彰を受賞されました。また、地域包括ケアの構築や在宅医療の推進の御功績により、川上診療所の菅原英次所長様が厚生労働大臣表彰を受賞されております。受賞の栄に浴された皆様の御功績に敬意を表するとともに、この受賞を機とし今後一層の御活躍を御期待申し上げるところでございます。 続きまして、吉備国際大学シャルム岡山高梁についてであります。 シャルムの今年度の戦績につきましては9月議会で御報告をいたしましたが、10月に福井県で開催された第73回国民体育大会におきまして、サッカー競技女子岡山県選抜の代表としてシャルムの選手10名が出場し、見事準優勝をなし遂げられました。さらに、12月23日からは全日本大学女子サッカー選手権大会が始まります。5年ぶりの優勝を目指して選手は日々練習に励んでくれています。引き続き市民の皆様と応援をしていきたいと考えております。 最後に、旧朝霧温泉「ゆ・ら・ら」の活用についてであります。 先般の全員協議会で御報告をさせていただきましたが、これまで本年度末を目途に売却先候補者の決定を目指したい旨の説明をしてまいりましたが、7月豪雨災害を受け、事業を凍結しておりました。その間、他の事業者の方からも提案やお問い合わせをいただいたところでございます。 今後の予定でありますが、平成31年度になりまして新体制の中で、正式公募に向けた手続を再開し、平成31年12月末を目途に売却先候補者の選考を行いたいと考えておりますので、よろしく御理解をいただきたいと思っております。 続きまして、今後の行財政運営及び来年度の予算編成方針につきまして、基本的な考え方を述べさせていただきます。 本市の財政状況でございますが、平成29年度の決算におきましては、地方債また債務負担などにより、現在抱えている負債の大きさを財政規模に対する割合で示す将来負担比率というものがありますが、前年度ですから平成28年度においては89.4%であったものが88.3%に改善いたしました。一方で、地方債の返済額の大きさを財政規模に対する割合で示す実質公債費比率につきましては、11.3%から11.7%に悪化をしております。また、経常経費に充てられた一般財源の割合を示す経常収支比率につきましても、前年度の94.2%から95.7%と数字は悪化をしております。さらに、地方交付税につきましても、合併から10年間の普通交付税の合併特例措置が終了し、平成32年度からは一本算定化となるわけでございまして、現在段階的な縮減措置がほぼ進んだ状態であります。新年度においては、平成30年度に比べまして約2億円の減額が見込まれるところであります。 このような状況の中で、本市は7月の豪雨災害という未曽有の大災害に見舞われたわけであります。発災から今日まで災害復旧を最優先に補正予算を編成し、対応してまいりました。12月の補正段階でございますが、高梁地域事務組合クリーンセンターの復旧費を含みまして約105億円の復旧予算を確保したところでございます。このうち、国からの支援の額といたしましては約81億円であります。残りが市の一般財源となります。この財源の捻出には、財政調整基金の取り崩しにより対応をしてきたところでありますが、年度当初約30億円の残高を有していた財政調整基金が最終的には枯渇寸前という状況となっています。先般も議員の皆様とともに国や関係国会議員の皆様に本市の状況を説明し、さらなる支援を要請させていただいたところであります。 今後の災害の復旧、復興に係る経費、また国県補助金、さらには特別交付税の最終配分額が現在では十分把握ができておりません。そういう状況ではありますが、今回の災害というものは、本市の将来予測、災害が起こらない時点での将来予測を大幅に超え、本市の財政運営に多大な影響を及ぼした、また市の財政見通しについても非常に厳しい状況になったということは間違いないところであります。 このような状況の中で、新年度予算編成に当たりましては、これまでのように基金に頼れる状況にはなく、難しい予算編成になると認識をしております。歳入においては財源不足を認識した上で、積極的な確保というものに努めるとともに、歳出においても全ての事業をゼロベースから見直しし、廃止や縮減も考えていく中で、しかしその中でも真に必要な事業について見きわめをさせていただいた上で、まずは市民生活の再建、また地域経済の復興に向けた効果的な対策、さらには公共施設等のインフラの災害復旧事業、今後の防災対策、減災対策などの事業を最優先にすることは当然でありますが、継続する事業でありますとか、復旧、復興に寄与する事業など、重点的な予算配分に努めていこうと考えているところでございます。 復旧、復興には多くの時間、そして費用が必要であります。市といたしましては、これからも機会あるごとに国や県に対して制度の見直し、また財政支援の要望も重ねていきたいと考えています。議員各位におかれましても、引き続きの御支援を賜りますようによろしくお願いを申し上げます。 それでは、提案をいたしております議案につきまして大要を御説明申し上げます。 まず、認定第3号「平成29年度高梁市各会計歳入歳出決算認定について」でございます。 一般会計の歳入総額は237億4,156万円余、歳出総額が230億7,668万円余でありまして、形式収支は6億6,487万円余の黒字となっております。また、翌年度に繰り越すことが決まっている財源を除いた実質収支につきましても、4億7,960万円余の黒字となっているところでございます。平成28年度と比べますと、歳入で22億1,182万円余、歳出では20億5,982万円余の減額となっています。 増減の主な要因といたしましては、歳入につきましては、企業の設備投資による固定資産税の増加によりまして市税が6,084万円の増額となっていますが、地方交付税が先ほど申し上げました合併特例措置の段階的縮小などによりまして3億3,756万円減額となっております。国庫支出金につきましては、図書館を核とした複合施設の整備が完了したこと、また市道改良に係る道整備交付金の減額などによりまして5億8,074万円が減となっております。繰入金につきましても、市債も同様でありますが、複合施設整備の完了に伴い大きく減額となったところであります。歳出につきましては、消費的経費が微増でありますが、義務的経費、投資的経費は減額となりました。特に、普通建設事業費につきましては、複合施設の完成、また市道改良事業の事業費の減などによりまして、約17億円の大きな減額となっております。 国民健康保険特別会計ほか13の特別会計の歳入総額につきましては136億6,447万円余、歳出総額が134億3,564万円余となっております。なお、特別会計の収支不足に対しましては、翌年度繰上充用により措置をいたしているところでございます。 なお、平成29年度決算におきましては、過年度災害復旧工事等に係る未払い案件関連の工事費等も含んでおります。議会におかれましては、特別委員会を設置され、長期間にわたる原因究明、工事内容の確認など御審議をいただくこととなったところでありまして、大変な御苦労もおかけしたところでございます。適切な契約事務等にこれからも努めてまいりたいと考えております。 次からは、一般議案でございます。 まず、議案第110号「高梁市大月福祉基金条例」でございます。 これは、高梁市下町にお住まいであった故大月芳郎氏から、生前の御意志として福祉施策の推進を目的として3億円の御寄附がございました。これにより新たに寄附目的に応じた基金を設置するものでございます。 次は、議案第111号「高梁市養護老人ホーム条例の一部を改正する条例」であります。 これは、養護老人ホーム長寿園と同成羽川荘を統合し、養護老人ホーム成羽長寿園を新設するものでございます。 議案第112号「高梁市養護老人ホーム成羽川荘施設整備等基金条例の一部を改正する条例」につきましては、これは成羽長寿園の新設に伴いまして、基金条例の名称を変更するものでございます。 次の議案第113号「高梁市立認定こども園条例の一部を改正する条例」につきましては、あわせまして議案第114号「高梁市立保育所条例の一部を改正する条例」、いずれも鶴鳴保育園と成美保育園を統合し、認可保育所から幼保連携型認定こども園へ移行するための改正でございます。 議案第115号「高梁市国民健康保険病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例」でございます。 これは、川上訪問看護ステーションと川上訪問看護ステーション成羽事業所を統合し、成羽病院内に設置するためのものでございます。 次は、議案第116号「高梁市山田方谷記念館条例」であります。 これは、山田方谷先生の事績を顕彰し、その偉業を後世に伝えるため、旧図書館を活用し記念館を設置するもので、新たに条例を制定するものでございます。 議案第117号「高梁地域事務組合の共同処理する事務の変更及び高梁地域事務組合規約の変更について」及び議案第118号「高梁地域事務組合の共同処理する事務の変更に伴う財産処分について」でありますが、これまで高梁地域事務組合で共同処理をしておりました農業共済の事務でありますが、平成31年4月1日から設立される全県を1組合とする岡山県農業共済組合へ移管されることになります。このことに伴います規約の変更、また財産の処分につきまして議会の議決をお願いするものでございます。 次は、議案第119号「公共下水道工事委託変更協定の締結について」でございます。 これは事業費の確定に伴いまして、協定金額を減額するものでございます。 続いて、議案第120号からは予算議案でございます。 まず、議案第120号「平成30年度高梁市一般会計補正予算(第4号)」であります。 歳入歳出それぞれ6億324万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を308億3,652万8,000円とするものでございます。今回の補正予算の特徴ですが、一般会計及び特別会計に共通しておりますが、ことし4月1日の定期人事異動に伴います人件費の調整をこの機に行わせていただいております。また、災害関連予算といたしまして、7月豪雨災害分としまして1億9,200万円を、台風24号災害分といたしまして約4億4,600万円を、あわせて6億3,800万円余りの追加補正をお願いいたしております。 一方で、7月豪雨の災害復旧を最優先とするため、事業見直しを行っております。約5億3,300万円の減額補正をお願いするものでございます。 次の議案第121号から議案第129号までの各特別会計の補正予算につきましては、執行上必要な経費を一般会計に準じそれぞれ措置しております。このうち、議案第129号「平成30年度高梁市下水道業特別会計補正予算(第2号)」につきましては、市道落合ポンプ場線汚水管渠改築事業において、工法変更が生じたことから、工事請負費の追加をお願いするものでございます。 以上、議案の大要につきまして御説明を申し上げましたが、詳細につきましては、それぞれ担当者から補足の説明をいたさせますので、十分な御審議を賜り適切な御審議を賜りますようお願いを申し上げます。 なお、本議会中に、職員の給与改定に伴います給与条例の一部改正及び補正予算を、またこれに伴います条例改正4件と、成羽複合施設建築工事請負契約に係る議案を追加して提出させていただきたいと考えておりますので、あわせてよろしくお願いを申し上げます。 以上で提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(小林重樹君) 提案理由の説明の途中でございますが、ただいまから10分間休憩いたします。            午前10時54分 休憩            ~~~~~~~~~~~~~~~            午前11時6分 再開 ○議長(小林重樹君) 休憩前に引き続き再開いたします。 執行部より提案理由の補足説明を求めます。 西平会計管理者。            〔会計管理者 西平英生君 登壇〕 ◎会計管理者(西平英生君) 皆様おはようございます。 それでは、認定第3号「平成29年度高梁市各会計歳入歳出決算認定について」につきまして補足説明をさせていただきます。 なお、決算状況につきましては、それぞれ関係書類に詳細を記載しておりますので、概要のみ説明をさせていただきます。よろしくお願いいたします。 まず、お手元、赤で③と書いてある平成29年度高梁市一般会計特別会計決算説明資料から説明をさせていただきます。 1ページをお開きください。 平成29年度決算総括表でございます。 表の1行目、一般会計の歳入決算額は237億4,156万3,069円、歳出決算額は230億7,668万5,009円となっております。歳入歳出差し引き額、いわゆる形式収支は6億6,487万8,060円の黒字となりますが、繰り越すべき財源が1億8,527万4,264円ありますので、実質収支は4億7,960万3,796円の黒字となっております。 なお、この繰り越すべき財源は、平成30年度に繰り越しております土木施設災害復旧事業など21事業に充当するものであります。 次に、特別会計でございます。3行目をごらんください。 国民健康保険特別会計事業勘定でございます。 44億9,515万7,023円の歳入に対しまして、43億1,513万6,888円の歳出で、繰越財源はありませんので、形式収支、実質収支とも1億8,002万135円の黒字となっております。 続きまして、4行目、国民健康保険特別会計直診勘定は、中井診療所、宇治診療所、松原診療所、川上診療所の管理運営に係るものでございます。歳入歳出とも1億237万7,357円となっております。 続きまして、へき地診療所特別会計は、有漢診療所、西山診療所の運営に係るものでございます。歳入歳出とも1,159万6,529円となっております。 後期高齢者医療特別会計は5億2,337万319円の歳入に対して、5億2,110万3,919円の歳出で、収支は226万6,400円となっております。 介護保険特別会計事業勘定は、47億895万264円の歳入に対して、46億6,505万5,592円の歳出で、収支は4,389万4,672円となっております。 介護保険特別会計サービス勘定は、訪問看護サービス事業、老人保健施設ひだまり苑の管理運営及び介護予防支援事業に係るものであります。1億7,119万5,842円の歳入に対して、1億5,107万5,802円の歳出で、1,987万6,000円の繰越財源がありますので、実質収支は24万4,040円となっております。なお、繰越財源は、平成30年度へひだまり苑施設改修事業を繰り越しており、その財源となります。 養護老人ホーム特別会計は、長寿園及び成羽川荘の管理運営に係るものであります。6億3,924万3,122円の歳入に対しまして、6億710万7,386円の歳出で、3,213万5,736円の繰越財源がありますので、実質収支は0円となっております。なお、繰越財源は平成30年度へ養護老人ホーム統合改築事業へ繰り越しており、その財源となります。 続きまして、特別養護老人ホーム特別会計は、鶴寿荘並びに成羽デイサービスセンター通所介護事業所の管理運営に係るものであります。歳入歳出とも2億4,563万9,728円になっております。 続いて、住宅新築資金等貸付事業特別会計は、213万561円の歳入に対して7,431万4,665円の歳出で、7,218万4,104円の歳入不足となっており、地方自治法施行令第166条の2の規定に基づく繰上充用の措置をしております。 続きまして、畑地かんがい事業特別会計は、2,394万27円の歳入に対して2,018万1,494円の歳出で、収支は375万8,533円となっております。 続きまして、簡易水道事業特別会計は、12億2,025万7,422円の歳入に対して12億2,005万7,422円の歳出で、20万円の繰越財源があり、収支はゼロとなっております。なお、繰越財源は平成30年度へ簡易水道事業施設整備事業を繰り越しており、その財源となります。 下水道事業特別会計は、14億5,548万223円の歳入に対して14億4,981万3,223円の歳出で、繰越財源が566万7,000円あり、収支はゼロとなっております。なお、繰越財源は平成30年度へ公共下水道施設整備事業など3事業を繰り越しており、その財源となります。 地域開発事業特別会計は、工業団地造成事業等に係るもので、6,098万9,839円の歳入に対して5,128万9,167円の歳出で、収支は970万672円となっております。 巨瀬、宇治、有漢財産区の特別会計につきましてはごらんのとおりであります。 一番下の合計の行をごらんください。 一般会計と特別会計を合わせた歳入決算額は374億603万5,994円で、歳出決算額は365億1,233万259円で、形式収支は8億9,370万5,735円の黒字ですが、繰越財源が2億4,315万3,000円ありますので、実質収支は6億5,055万2,735円となっております。 続きまして、2ページをお開きください。 一般会計歳入款別決算額対前年度比較表でございます。以下の表は千円単位で表示しております。 下から3行目、歳入合計の増減額欄をごらんください。 平成29年度の歳入決算額は平成28年度より22億1,182万8,000円、8.5%の減となっております。なお、歳入のうち自主財源の構成比は29.6%となっております。歳入の減の主なものは、市債が7億1,809万2,000円、国庫支出金は5億8,074万3,000円の減となっております。 続きまして、3ページをお開きください。一般会計歳出款別決算額対前年度比較表でございます。 一番下の段、平成29年度の歳出決算額が平成28年度より20億5,982万4,000円、8.2%の減となっております。 歳出の減の主なものは、土木費が2億9,997万2,000円、12.2%の減となっております。市道改良事業などの減に伴うものであります。教育費が13億2,893万3,000円、31.3%の減となっております。複合施設図書館整備関連の減に伴うものであります。 続きまして、4ページをお開きください。普通会計性質別歳出決算状況ででございます。 普通会計とは、地方財政統計上統一的に用いられる会計区分で、本市では一般会計と特別会計のへき地診療所、養護老人ホーム、住宅新築資金等貸付事業、畑地かんがい事業の5会計を統合したものであります。 まず、人件費、扶助費、公債費を合わせました義務的経費の決算額は101億9,510万9,000円で、平成28年度より4,355万4,000円、0.4%の減で、全体に対する構成比は43.4%になっております。 次に、物件費と維持補修費、補助費等の消費的経費は、52億7,716万4,000円で、平成28年度より349万1,000円、0.1%増で、構成比は22.4%となっております。 普通建設事業費と災害復旧費の投資的経費につきましては、41億761万3,000円で、平成28年度より15億9,830万8,000円、28.0%の減で、構成比は17.5%でございます。 減の主なものは複合施設図書館整備関連の減に伴うものであります。 その他につきましては、39億827万7,000円、平成28年度より2億252万2,000円、4.9%の減、構成比は16.7%となっております。 続きまして、5ページをお開きください。普通会計款別普通建設事業の状況でございます。 平成29年度の補助事業費と単独事業費の合計は36億1,596万7,000円となり、平成28年度より17億2,301万7,000円、32.3%の減となっております。主な減要因は、複合施設整備事業、新図書館整備推進事業、救助工作車整備事業がなくなったことや、防災ラジオ整備事業の減によるものであります。 続きまして、6ページをお開きください。普通会計一般財源の充当状況でございます。 この表は、性質ごとに一般財源の充当状況を示したものであります。 一般財源とは、市税や地方交付税等、使途が指定されていない収入であります。 義務的経費の公債費が平成28年度に比べ3.7%の増、投資的経費の災害復旧事業費が57.7%の増、消費的経費が2.8%の増になっていますが、その他の区分は全て減となっており、全体で0.7%の減となっております。 続きまして、7ページをお開きください。普通会計市債の状況でございます。 右から3つ左の合計の欄でありますが、平成29年度末の差し引き現在額は317億3,730万6,000円で、平成28年度より4億2,785万8,000円減となっております。 続きまして、8ページをお開きください。市税の収納実績及び負担状況でございます。 上の表で、市税の平成29年度収入額合計は38億6,618万2,000円で、収納率は95.6%となっております。また、下の表は年度ごとの市税の負担状況であります。収入済額を単純に人口、世帯数で割ったもので、平成29年度の市税の負担状況は1人当たり12万4,897円、1世帯当たり26万7,834円の負担となっております。 続いて、9ページでございますが、9ページ以降は歳入歳出予算に対する過不足状況でございます。これは一般会計、特別会計において、予算に対しそれぞれ100万円以上の過不足があったものについてその理由を掲げておりますので、後ほどごらんいただけたらと思います。 以上で決算説明資料につきましての説明は終わらせていただきます。 続きまして、赤②、平成29年度高梁市一般会計特別会計歳入歳出決算書につきまして説明をさせていただきます。 この決算書につきましては、1ページから10ページまでが一般会計、11ページから78ページまでが特別会計でございます。内容につきましては、先ほど説明資料で申し上げましたとおりでございますが、歳入の一部の科目で不納欠損処分をいたしておりますので、これにつきまして説明をさせていただきます。 不納欠損とは、未収金について時効により債権が消滅したものなど、やむを得ない理由により徴収事務を終了したものであります。なお、金額につきましては、1,000円未満切り捨ての額で申し上げますので、よろしくお願いいたします。 まず、1ページ、2ページをお開きください。2ページの不納欠損額欄をごらんください。 市税全体で757万4,000円の欠損処分をいたしております。対象は法人を含め361人、1,016件であります。税別の不納欠損額は、市民税から都市計画税まで、ごらんのとおりであります。 続きまして、11ページ、12ページをお開きください。国民健康保険特別会計(事業勘定)でございます。 一番上の国民健康保険税で708万7,000円の不納欠損処分をいたしております。内訳は、188人、1,029件でございます。 続きまして、27ページ、28ページをお開きください。後期高齢者医療特別会計でございます。 一番上の後期高齢者医療保険料で21万3,000円の不納欠損処分をいたしております。内訳は13人、79件でございます。 続きまして、31ページ、32ページをお開きください。介護保険特別会計(事業勘定)でございます。 一番上の介護保険料で、76万2,000円の不納欠損処分をいたしております。内訳は27人156件でございます。 そして、同じページの下から4行目、諸収入で12万5,000円の不納欠損処分をいたしております。内訳は、1法人1件でございます。 続きまして、59ページ、60ページをお開きください。下水道事業特別会計でございます。 分担金で55万8,000円、内訳は2人、2件でございます。また、使用料で44万7,000円、内訳は66人、337件でございます。 次に、歳出につきましては、お手元にあります赤の④、平成29年度決算における主要な政策の成果に関する説明書に事業ごとの概要、成果などを掲載しておりますので、後ほどごらんいただきたいと思います。 それでは、また決算書に戻りますが、79ページ以降は附属書類ということになります。79ページからは、一般会計歳入歳出決算事項別明細書となっております。 続いて、297ページ、ここからは特別会計歳入歳出決算事項別明細書となっております。 また、続いて463ページ、ここからは実質収支に関する調書で掲げておりますので、またごらんいただきたいと思います。 それから、続きまして481ページ、ここからは財産に関する調書でございます。公有財産、物品、債権、基金に係る決算年度中の増減及び年度末現在高を掲げておりますので、ごらんいただきたいと思います。 以上で各会計の歳入歳出決算の補足説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(小林重樹君) 竹並総務部長。            〔総務部長 竹並信二君 登壇〕 ◎総務部長(竹並信二君) それでは、私のほうからは高梁市基金運用状況報告書等の説明をさせていただきます。資料は⑤と書いたものでございます。 まず、1ページでございますけれども、平成29年度高梁市基金運用状況報告書でございます。地方自治法の規定により、定額運用基金につきまして年度末の状況を報告させていただくものでございます。 土地開発基金につきましては、平成29年度中に土地の増減はございませんでした。現金は定期預金利子といたしまして9万2,020円の増加となりました。 次に、肉用牛特別導入事業基金でございますが、これにつきましても平成29年度中の現物の増減はございませんでした。現金は普通預金利子といたしまして15円の増加となりました。 次は、2ページの平成29年度決算における健全化判断比率報告書でございます。 これは、財政健全化法によりまして4つの財政指標を示すようになっております。このうち、実質赤字比率と連結実質赤字比率の2つにつきましては、一般会計及び公営企業会計を含めた全会計の合計が赤字となっておりませんので、本市の場合はここに数字は上がっておりません。 次に、実質公債費比率ですが、これは普通会計、公営企業会計、さらには一部事務組合等が負担いたします地方債の元利償還金の標準財政規模に対する3年間の平均値でございまして、11.7%となっております。前年度と比較しますと0.4ポイントの増となっておりますが、早期健全化基準は括弧書きの25.0%でございますので、これを下回る比率となっております。また、将来負担比率につきましても88.3%でございまして、基準値を大きく下回っております。 次は、3ページの平成29年度決算における資金不足比率報告書でございます。 対象となります会計は、ここに掲げております5つの会計でございます。備考欄に事業規模といたしまして各金額を掲げてございますけれども、これらに対しまして各公営企業に係る資金不足の比率をあらわすものでございますが、いずれも資金不足は生じておらず、比率にはあらわれておりません。なお、4ページには各指標対象となる会計区分を、5ページ、6ページにはそれぞれの比率を算出する際の資料を添付しておりますので、後ほどごらんいただきたいと思います。 本市の財政状況につきましては、先ほど市長の提案説明でもありましたが、地方交付税などの減額により一般財源の確保が年々厳しさを増す中、平成30年7月豪雨という未曽有の大災害により、財政調整基金が枯渇目前となっております。今回の災害は本市の財政運営に大きな影響を及ぼし、市の財政見通しは今までにない危機的な状況にあります。このような非常事態の中で、新年度予算編成に当たりましては、災害復旧、復興事業を最優先に取り組むこととし、全ての事業をゼロベースから見直すとともに、行財政改革を着実に進め、効率的で効果的な財政運営を図ってまいりたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 以上、簡単でございますけれども、高梁市基金運用状況報告書等の説明とさせていただきます。 ○議長(小林重樹君) ただいま説明がありました認定第3号につきましては、お手元に決算審査意見書の写しが配付されております。これにつきまして、監査委員から補足説明がありましたらお願いいたします。 梅野監査委員。            〔監査委員 梅野 誠君 登壇〕 ◎監査委員(梅野誠君) 失礼します。監査委員の梅野でございます。 それでは、地方自治法第233条第2項及び同法第241条第5項並びに地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び同法第22条第1項の規定に基づいて、審査に付されました平成29年度高梁市一般会計・特別会計歳入歳出決算及び高梁市基金運用状況並びに高梁市財政健全化及び経営健全化の審査を実施いたしましたので、その意見書について補足説明を申し上げます。 審査につきましては、内田大治前監査委員とともに、各会計決算について担当部課長からの説明を受けながら、平成30年7月3日から豪雨災害による中断を挟み10月12日まで慎重に審査を行いました。その結果につきましては、去る10月12日、近藤市長に、藤澤副市長、小田教育長の立会のもと報告し、決算審査意見書を提出したところでございます。 初めに、一般会計特別会計決算審査の結果でありますが、歳入歳出決算書類はいずれも関係法令に準拠して作成され、その計数は関係諸帳簿等と符合し正確であると認めるところであります。また、各基金につきましても、計数は正確であり、運用状況も設置目的に沿って適正に運用しているものと認められたところであります。なお、過年度災害復旧工事等に係る未払金の案件の支払処理につきましては、市長が示された事務処理手続どおり処理されていたことを確認いたしましたので、御報告申し上げます。 決算審査意見の詳しい内容につきましては、お手元の赤丸6、一般会計特別会計歳入歳出決算及び基金運用状況審査意見書の写しをごらんいただきたいと思います。 ここでは総括的に申し上げますが、意見書に記載しておりますとおり一般会計と特別会計の決算総額は、歳入は374億603万円余りで、歳出が365億1,233万円余りとなり、前年度に比べ歳入は18億1,458万円余り減少し、また歳出につきましても17億3,243万円余り減少しております。一般会計と特別会計を合わせた実質収支では、6億5,055万円余りの黒字となりましたが、この実質収支額から前年度実質収支額を差し引いた単年度収支では1億4,046万円余りの赤字となっております。また、各地方自治体との財政比較等に用いられる数値であります普通会計で見ますと、歳入が241億1,675万円余りで、歳出が234億8,816万円余りとなっております。前年度に比べ、歳入は19億5,947万円余り減少し、歳出も18億4,089万円余り減少しております。実質収支は4億1,117万円余りの黒字でしたが、単年度収支では1億8,550万円余りの赤字となっております。 次に、お手元の赤丸7番、財政健全化及び経営健全化審査意見書の写しをごらんいただきたいと存じます。 財政の健全化判断比率及び資金不足比率は、審査の結果、いずれも適正に算定され、早期健全化の基準を下回り、資金不足も発生していないことを確認したわけでございます。行財政運営を取り巻く環境はこれまでも厳しさを増してきておりますが、このたびの7月の豪雨災害により、さらに厳しい状況となっております。 今後は、今以上に収入の確保、事務事業の精査、見直し、適正な予算執行に努めなければならないことは言うまでもありません。限られた人員、予算で復興を進めることは困難なことでありますが、一層の努力をお願いするものであります。 最後になりましたが、一日も早い復旧、復興がなされますよう切にお願いをし、私からの補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。 ○議長(小林重樹君) 引き続き、議案の補足説明を願います。 宮本健康福祉部長。            〔健康福祉部長 宮本健二君 登壇〕 ◎健康福祉部長(宮本健二君) それでは、私から議案第110号から議案第114号までの5議案について補足説明をさせていただきます。 3ページをお開きください。 議案第110号「高梁市大月福祉基金条例」。 高梁市大月福祉基金条例を次のとおり制定するというものであります。 まず、この条例の制定の経緯について御説明を申し上げます。 この基金の原資は、市内下町で薬局を営まれ、平成28年にお亡くなりになった大月芳郎様から寄附をいただいた3億円でございます。 大月様は、生前本市へ残余財産を寄附する意志を示されていたため、本年5月、相続財産管理人を通じ、寄附の申し出をいただき、8月に受納させていただきました。この使途につきましては、相続財産管理人と市の間で覚書を締結しておりまして、成年後見制度の充実、普及、促進、市民の幅広い権利擁護、その他公共の福祉などを記しております。 条例の内容につきましては、第1条では成年後見制度及び権利擁護事業を初めとした各種福祉施策を推進するという設置目的を掲げております。第2条では基金への積み立て、第3条では管理の方法について、第4条では運用益金の処理の仕方について、第5条では基金の処分について、第6条では規則の委任についてそれぞれ規定しております。 次の4ページをお開きください。 附則といたしまして、この条例は公布の日から施行する。提案理由といたしましては、寄附目的に応じた基金を設置するためであります。 続きまして、議案第111号、5ページをお開きください。 議案第111号「高梁市養護老人ホーム条例の一部を改正する条例」。 高梁市養護老人ホーム条例の一部を改正する条例を次のとおり制定するというものでございます。 これは、現在落合町阿部にあります養護老人ホーム長寿園と成羽町成羽にあります養護老人ホーム成羽川荘を統合し、新しく高梁市養護老人ホーム成羽長寿園とするものでございます。 改正の内容を第2条の表中、高梁市養護老人ホーム長寿園と高梁市養護老人ホーム成羽川荘の項を高梁市養護老人ホーム成羽長寿園、住所が高梁市成羽町成羽2,251番地1とするものでございます。次の6ページに新旧対照表を掲げております。これにつきましては、後ほどごらんいただきたいと思います。 附則といたしましては、この条例は平成31年3月1日から施行する。 提案理由といたしましては、高梁市養護老人ホーム長寿園と高梁市養護老人ホーム成羽川荘を統合し、高梁市養護老人ホーム成羽長寿園を新設するためでございます。 続きまして、議案第112号、7ページをお開きください。 議案第112号「高梁市養護老人ホーム成羽川荘施設整備等基金条例の一部を改正する条例」。 高梁市養護老人ホーム成羽川荘施設整備等基金条例の一部を改正する条例を次のとおり制定するというものでございます。 これは現在、養護老人ホーム成羽川荘の施設整備等の財源として設置しております基金を新しく高梁市養護老人ホーム成羽長寿園の基金として引き継ぐため、基金の名称を変更するものでございます。 改正内容につきましては、題名及び本文中の高梁市養護老人ホーム成羽川荘を高梁市養護老人ホーム成羽長寿園に改めるものでございます。 8ページに新旧対照表を掲げておりますが、これにつきましても後ほどごらんいただきたいと思います。 附則といたしまして、この条例は平成31年3月1日から施行する。 提案理由でございますが、高梁市養護老人ホーム成羽長寿園の新設に伴い、基金条例の名称を変更するためでございます。 続きまして、議案第113号、9ページをお開きください。 議案第113号「高梁市立認定こども園条例の一部を改正する条例」。 高梁市立認定こども園条例の一部を改正する条例を次のとおり制定するというものでございます。 この議案は、平成31年4月に成羽町成羽地内の旧成羽高等学校の跡地へ、成羽町下原にある鶴鳴保育園と成羽町成羽の成美保育園を統合し、定員120人の高梁市立成羽こども園を設置するものでございます。 現在、高梁市には有漢こども園と川上こども園の2園がございます。平成31年4月より市内で3園目ということになります。 それでは、10ページの新旧対照表をごらんいただきたいと思います。 第2条の表中、高梁市立有漢こども園と高梁市立川上こども園の間に、高梁市立成羽こども園の項を追加するものでございます。 9ページに戻っていただきまして、附則としまして、この条例は平成31年4月1日から施行する。 提案理由といたしまして、高梁市立鶴鳴保育園と高梁市立成美保育園を統合し、認可保育所から幼保連携型認定こども園へ移行するためでございます。 続きまして、議案第114号、11ページをお開きください。 議案第114号「高梁市立保育所条例の一部を改正する条例」。 高梁市立保育所条例の一部を改正する条例を次のとおり制定するというものでございます。 今回の改正は、先ほど議案第113号で御説明いたしました成羽こども園の開園に伴い、鶴鳴保育園及び成美保育園の2園が廃止となるため、所要の改正を行うものでございます。 それでは、13ページの新旧対照表をごらんください。 第2条の表中、高梁市立鶴鳴保育園及び高梁市立成美保育園の項を削除するものでございます。 11ページに返っていただきまして、附則、この条例は平成31年4月1日から施行する。 提案理由といたしまして、高梁市立鶴鳴保育園と高梁市立成美保育園を統合し、認可保育所から幼保連携型認定こども園へ移行するためでございます。 以上、補足説明とさせていただきます。 ○議長(小林重樹君) 久保木病院事務長。            〔病院事務長 久保木英介君 登壇〕 ◎病院事務長(久保木英介君) それでは、私のほうから議案第115号の補足説明をさせていただきます。 15ページをお開きください。 議案第115号「高梁市国民健康保険病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例」。 高梁市国民健康保険病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例を次のとおり制定するというものでございます。 この条例改正につきましては、現在2カ所に分かれている川上訪問看護ステーションの事業所を1カ所に統合し、平成31年度から成羽病院内に置くためのものでございます。 川上訪問看護ステーションは、川上医療センターの敷地内に本体事業所がありまして、成羽病院内に出先として成羽事業所がありますけれども、平成26年に成羽事業所を設置してからは、利用者の主な所在地域が川上地域から成羽地域に変わってまいりました。また、慢性的な看護師不足によりまして、少人数で2カ所の事業所を維持していくことが困難な状況となってまいりました。このため、本体事業所と出先事業所を病院内1カ所に統合し、病院の施設や人員を有効に活用しながら、少人数でも効率的な運用をすることで継続的なサービス提供を確保してまいりたいと考えております。 改正内容でございますが、第2条の表中のとおりでありますけれども、新旧対照表で御説明いたしますので、17ページをお開きください。 第2条は、病院事業を行う施設の名称及び位置を定めたものでございます。表の右側、現行の川上訪問看護ステーション、川上町地頭2,340番地と、川上訪問看護ステーション成羽事業所、成羽町下原301番地を左側改正案の国民健康保険成羽病院訪問看護ステーション、成羽町下原301番地に改めるものでございます。 15ページに戻っていただきまして、附則でございます。 第1項の施行期日は、この条例は平成31年4月1日から施行する。 第2項では、この条例の施行に伴います経過措置の規定を設けております。 16ページ、提案理由といたしまして、高梁市川上訪問看護ステーションと高梁市川上訪問看護ステーション成羽事業所を統合し、その位置を高梁市国民健康保険成羽病院内とするためでございます。 以上で議案第115号の補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(小林重樹君) 大場教育次長。            〔教育次長 大場基成君 登壇〕 ◎教育次長(大場基成君) それでは、私から議案第116号の補足説明をさせていただきます。 19ページをお開きください。 議案第116号「高梁市山田方谷記念館条例」。 高梁市山田方谷記念館条例を次のとおり制定するというものでございます。 本市では、郷土の偉人山田方谷を全国的に認知してもらうために、NHKの大河ドラマ化を実現するための100万人署名運動を展開しております。 近年、山田方谷の軌跡を訪ねて来られる観光客が増加していますが、今まで山田方谷を顕彰する施設がなかったため、現在備中高梁駅から武家屋敷、備中松山城への観光ルートの動線上にある旧図書館を山田方谷を紹介するガイダンス施設として改修計画を行っており、その設置及び施設管理等を定めるために制定するものでございます。 まず、第1条でございますが、備中松山藩の財政健全化を成功に導いた儒学者である山田方谷を顕彰し、その偉業を後世に伝えるとともに市民の教育及び文化の向上に寄与するために設置するということにしております。 第2条は、施設の名称及び位置で、名称は山田方谷記念館、位置は高梁市向町21番地でございます。 第3条は、指定管理者による管理でございまして、指定管理を行う場合には指定管理者に行わせることができるというふうにしております。 第4条は、指定管理者が行う業務の内容について、第5条は指定管理の期間について規定しております。指定管理期間は、指定を受けた日の属する年度の翌年度の4月1日から起算して5年間としており、1枚めくっていただきまして20ページですが、再指定を妨げないとしております。 第6条で指定管理者の指定手続、第7条では開館時間と休館日を、第8条では記念館に館長、その他必要な職員を置くことができるとしております。 第9条は入館料についての規定でございまして、21ページの別表のとおりといたしておりまして、1人1回につき小・中学生は250円、大人(高校生を含む)500円としております。団体につきましては、人数によりまして所定料金の割引を行うことにしております。なお、入館料の減額、免除につきましては、他の施設と同様としております。 20ページに戻っていただき、第10条では入館制限について、第11条では損害賠償について規定しております。 第12条、記念館に借用したものを展示できるとしており、第13条は委任でございまして、この条例の施行に関し必要な事項は教育委員会が別に定めることにしております。 最後に、附則といたしまして、この条例は平成31年2月24日から施行するとしております。 提案理由でございますが、山田方谷記念館を設置するためでございます。 以上、議案第116号の補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(小林重樹君) 説明の途中ですが、ただいまから午後1時まで休憩いたします。            午前11時52分 休憩            ~~~~~~~~~~~~~~~            午後1時0分 再開 ○議長(小林重樹君) 休憩前に引き続き再開いたします。 丹正産業経済部長。            〔産業経済部長 丹正鎮夫君 登壇〕 ◎産業経済部長(丹正鎮夫君) それでは、私のほうから議案第117号から議案第119号につきまして補足説明をさせていただきます。 23ページをお開きください。 議案第117号「高梁地域事務組合の共同処理する事務の変更及び高梁地域事務組合規約の変更について」。 地方自治法第286条第1項の規定により、高梁地域事務組合の共同処理する事務を変更し、高梁地域事務組合規約を別紙のとおり変更することについて、同法第290条の規定により議会の議決を求めるものというものでございます。 規約改正に至りました経緯について少し御説明をさせていただきます。 今回の改正は、9月13日の全員協議会で御説明をさせていただきました農業共済事業の岡山県1組合化に係るものでございまして、平成30年10月2日に岡山県内農業共済組合等組織再編整備予備契約書及び覚書の調印が行われ、平成31年4月1日の岡山県農業共済組合設立に向け事務を進められているところでございます。新組合設立後には、高梁地域事務組合で共同処理を行っております農業共済事業及び農業経営収入保険事業を新組合に引き継ぐことから、これらの共同処理事務を廃止するというものでございます。 それでは、25ページをお開きください。 新旧対照表で御説明を申し上げます。右側が現行、左側が改正案でございます。 第3条の共同処理する事務のうち、第1号の農業保険法に基づく農業共済事業及び農業経営収入保険事業に関する事務及び関連する第13条第1項及び第14条を削るというもので、平成31年4月1日から施行するというものでございます。 高梁地域事務組合規約の一部を改正する規約については24ページに、関係法令につきましては27ページに掲載しておりますので、後ほどごらんいただきたいと思います。 23ページに戻っていただきまして、提案理由でございます。高梁地域事務組合の共同処理する事務の変更及び高梁地域事務組合規約の変更に係る協議を行うためでございます。以上でございます。 続きまして、29ページをお開きください。 議案第118号「高梁地域事務組合の共同処理する事務の変更に伴う財産処分について」。 地方自治法第289条の規定により、高梁地域事務組合の共同処理する事務の変更に伴い、別紙のとおり財産を構成市町の協議の上帰属させることについて、同法第290条の規定により議会の議決を求めるというものでございます。 30ページをお開きください。 処分の内容でございます。 まず、1としまして平成31年3月31日現在において保有する農業共済事業に関する全ての財産を新組合の岡山県農業共済組合に帰属させるというものでございます。 2つ目としまして、清算事務終了後において、業務勘定の残余財産、いわゆる業務引当金につきましては、それぞれの年度ごとの業務引当金をその年度等に高梁市及び吉備中央町が支出した補助金の支出額比率で案分した額の合計額を市町村へ配分するというものでございます。 関係法令につきましては31ページに掲載しておりますので、後ほどごらんいただきたいと思います。 29ページに戻っていただきまして、提案理由でございます。 高梁地域事務組合の共同処理する事務の変更に伴い、財産の処分に係る協議を行うためでございます。 続きまして、33ページをお開きください。 議案第119号「公共下水道工事委託変更協定の締結について」。 平成29年6月27日議案第64号で議決された高梁市公共下水道高梁浄化センターの建設工事について、次のとおり工事委託変更協定を締結するため、地方自治法第96条第1項第5号及び高梁市の議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるというものでございます。 若干経緯等、内容について御説明を申し上げます。 高梁浄化センターにつきましては、供用開始以来約30年が経過しておりまして、機械、設備等が老朽化してきているため、平成28年に策定しました長寿命化計画に基づきまして改築工事を進めてきているところでございます。 本議案につきましては、平成29年6月27日に議案第64号で議決をいただいております案件で、本事業は中央監視制御設備の更新を行っているものでございます。入札等によりまして、当初協定金額より安価となり、かつ事業費が確定しましたので、協定額を減額し、議会の議決を求めるものでございます。 議案の内容について御説明をさせていただきます。 協定の内容でございます。 名称、高梁市公共下水道高梁浄化センターの建設工事委託に関する基本協定の一部を変更する協定、位置は高梁市原田南町960番地、工事内容は高梁浄化センターの監視制御設備等改築。 2の協定金額でございます。 変更前が税を含めまして4億3,600万円、変更後は税を含めまして3億8,970万円に変更するというものでございます。 契約の相手方は、東京の日本下水道事業団でございます。 協定の期間は、協定締結の日から平成31年3月31日まででございます。 なお、35ページには関係する法令及び条例の抜粋を掲げておりますので、後ほどごらんいただきたいと思います。 提案理由でございます。事業費の確定に伴い、協定金額を減額するためでございます。 以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(小林重樹君) 竹並総務部長。            〔総務部長 竹並信二君 登壇〕 ◎総務部長(竹並信二君) それでは、私のほうから議案第120号の補足説明をさせていただきます。⑧と書いた資料でございます。 予算議案の1ページでございます。 議案第120号「平成30年度高梁市一般会計補正予算(第4号)」。 平成30年度高梁市一般会計補正予算(第4号)は次に定めるところによる。 第1条、歳入歳出予算の補正といたしまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6億324万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ308億3,652万8,000円とする。 第2項といたしまして、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるでございます。 第2条は繰越明許費、第3条は地方債の補正でございます。 市長の提案理由の説明にもありましたように、今回の一般会計及び特別会計の予算に共通しておりますのは、平成30年4月1日の定期人事異動に伴います人件費の調整をこの機でさせていただいております。また、災害関連の予算の追加、災害に伴う事業見直しによる減額補正をお願いいたしております。 災害に伴う事業見直しの考え方でございますが、災害復旧、復興を最優先とする中で、緊急性が低く、市民生活に影響を直接及ぼさない事業、また未着手、未契約の事業などの単独市費で実施する事業、そして道路改良事業につきましては、業者の施工能力等も考慮しまして、災害復旧事業を最優先していただいて発注するということでございます。こういったことで本年度の事業の取りやめ、次年度以降への先送りあるいは事業縮小などの見直しを行ったところでございます。 主な内容につきましては、事項別明細書により説明させていただきます。10ページをお開きください。 まず、歳入でございます。 第12款分担金及び負担金の農林水産業費分担金、農地費分担金で単市土地改良事業分担金116万4,000円、その下、単市農道舗装事業分担金54万7,000円とそれぞれ減額となっておりますが、これは先ほど申し上げました事業見直しによるものでございまして、以下国庫支出金、県支出金、繰入金、あるいは市債におきましても減額として出てまいりますけれども、いずれも事業を取りやめたことにより関係する財源につきまして調整させていただくものでございまして、歳入での説明は省略させていただきます。 その下、災害復旧事業費分担金でございますが、現年補助農林施設災害復旧事業費分担金692万円につきましては、9月30日の台風24号被害に係るものでございまして、農地、施設合わせまして34件分を計上いたしております。 その下の現年単独農林施設災害復旧事業費分担金につきましても、台風24号によるものでございます。 11ページの一番上、国庫支出金の民生費国庫負担金、児童措置費負担金のうち、障害児通所給付費負担金630万9,000円でございますが、これはそのページの一番下で県支出金にも出てまいりますけれども、平成29年度実績に基づく清算交付に加え、本年度利用者数利用日数が大きく伸びたことによるものでございます。 その下、災害復旧費国庫負担金、現年公共土木施設災害復旧費負担金で、8,570万9,000円でございますが、これも台風24号によるものでございまして、被災件数は47件を見込んでおります。 次の12ページの一番上、県支出金の災害救助費負担金6,074万8,000円でございますが、被災者住宅の応急修理、災害時備蓄品の補充、他市からの応援派遣職員に係る手当でございます。 その下、県支出金の県補助金の中、農林水産業費県補助金でございます。農業振興費補助金の上から4番目に園芸総合対策事業補助金、その3つ下に産地パワーアップ事業補助金がございまして、金額は2,420万円でございます。これは、びほく農協が整備する事業への補助メニューでありまして、当初県補助事業を見込んでおりましたが、国補助事業へ切りかえたため、補助金を組み替えるものでございます。園芸総合対策事業補助金の下の経営体育成交付金につきましては、3,850万円の追加をお願いいたしております。これは、農業者の被災者支援事業でございますが、申請状況により増額をお願いするものでございます。 次の13ページ、一番下の第17款寄附金につきましては、豪雨災害に対しまして、企業、団体、個人からの篤志寄附金を計上いたしております。 次の14ページでございます。民生費寄附金の社会福祉総務費寄附金3億円につきましては、故大月芳郎氏からの御寄附でございます。 第18款繰入金につきましては、一般財源部分の措置といたしまして、財政調整基金から1億1,829万8,000円を繰り入れることとしておりますし、その他の繰入金の減につきましては、事業見直しによるものでございます。 15ページの第19款繰越金、前年度繰越金でございますが、財源として5,504万4,000円を計上させていただいております。 その下、第20款諸収入、民生費受託事業収入、児童福祉受託事業収入413万2,000円でございますが、これは他市から本市のこども園、保育園へ受け入れしました15名分の受託収入でありまして、その理由といたしましては、7月豪雨災害によるもの、または保護者の勤務先が高梁市内にあるためというものでございます。 その下、雑入に過年度支出金返還金として1億1,250万5,000円がございます。これは、平成29年度の後期高齢者医療療養給付費負担金の確定による清算還付金でございます。 15ページの一番下から16ページにかけましての市債でございますが、それぞれの事業費の減によりまして、予算を減額しております。なお、16ページの災害復旧債につきましては、7月豪雨及び台風24号による災害に対応するため増額をお願いいたしております。 続きまして、歳出の説明に入らせていただきます。人件費を除きまして、重立ったものの説明とさせていただきます。 18ページの第2款、総務費、総務管理費の一般管理費でございます。 第7節賃金1,400万円につきましては、育児休業、病気休暇等の代替職員としてお願いしております臨時職員の賃金でございます。本年度は育児休業職員が非常に多くございまして、追加をお願いするものでございます。その下、14節の使用料及び賃借料の建物借上料153万円、その下19節の負担金補助及び交付金の派遣職員負担金1,412万5,000円につきましては、災害復旧のため他市町から応援派遣職員にお世話になっておりますけれども、その職員のアパート借り上げ料、また本市が負担する給料、諸手当、旅費につきまして追加をお願いいたしております。 そのページの一番下の財産管理費の委託料、地球温暖化対策実行計画策定委託料1,000万円の減額でございます。 本年度高梁市の公共施設における温暖化対策、CO2削減の取り組み計画を策定することといたしておりましたが、災害に伴う事業見直しにより中止するものでございます。 19ページの災害対策費でございます。8節の報償費につきましては、7月豪雨災害に対応いただいた消防団員の出動報償費として412万9,000円を計上いたしております。 20ページの8目地域局費の負担金補助及び交付金、地域局長調整補助金でございますが、事業見直しにより1地域局当たり100万円の減額とさせていただき、400万円の減額といたしております。 21ページの一番上、8節報償費の出産祝い金でございますが、制度改正に伴う経過措置分が確定したため、500万円の増額をお願いいたしております。 その下、19節の負担金補助及び交付金の若者定住促進住宅助成金、1,000万円の減額でございます。これは子育て世帯向けの民間賃貸住宅の建設に対する助成でございますが、事業見直しにより減額とさせていただいております。 22ページの13節、情報管理費の備品購入費でございます。職員用ノートパソコン80台を更新することといたしておりましたが、事業見直しにより取りやめることとし、1,500万円減額いたしております。 続きまして、25ページの民生費でございます。1目社会福祉総務費の13節委託料の中、障害者日中一時支援事業委託料400万円の追加をお願いいたしております。これは利用者の増によるものでございます。 そのページの一番下、償還金利子及び割引料の国庫支出金返還金1,217万4,000円でございます。これは平成29年度障害者自立支援給付費及び生活困窮者自立相談支援事業の国庫負担金につきまして、実績に基づく精算分でございます。 次は26ページの一番上、積立金でございます。大月福祉基金積立金として3億円を計上いたしております。故大月芳郎氏からの寄附目的に応じた基金を新たに設置し、積み立てるものでございます。 次は27ページの児童福祉費の児童福祉総務費でございます。扶助費の中、障害児通所等給付費でございますが、歳入でも申し上げましたが、本年度利用者数、利用日数が大きく伸びたことによるもので、1,000万円の追加をお願いいたしております。 その下、4目、児童福祉施設費の委託料、広域入所委託料450万円の追加でございます。歳入では他市からの保育の受け入れによる受託収入を計上いたしておりますが、ここでは本市から他市町へ保育を委託する経費につきまして、対象者の増により追加をお願いいたしております。 続きまして、28ページの中ほど、生活保護費の扶助費、償還金利子及び割引料でございます。これは、平成29年度生活保護の国庫負担金の精算、過年度分の返還金でありまして、2,766万4,000円を計上いたしております。 29ページの災害救助費の上から2番目、扶助費の応急修理費4,672万円でありますが、これは被災住宅の応急修理制度でございますが、申込件数の見込みにより増額をお願いするものでございます。 衛生費につきましては特に申し上げることはございません。 32ページの農林水産業費、農業費の農業振興費、負担金補助及び交付金の中、産地パワーアップ事業補助金1億2,624万8,000円がございます。これはびほく農協が整備する補助事業への補助金でありますが、活用する国庫補助事業が確定したため、その下の地域特産作物生産団地育成事業補助金2,650万円と33ページの上から2つ目の農作物集出荷設備等整備事業補助金9,974万8,000円を減額し、産地パワーアップ事業補助金とするものでございまして、金額の変更はございません。 33ページの一番上に経営体育成支援事業補助金4,950万円の追加をお願いいたしております。これは農業経営を継続していただくため、被災した施設の復旧、農業機械の再取得、土砂撤去などの支援を行うもので、9月補正で8,950万円の予算をいただいているところでございますが、要望額が上回る見込みでありまして、増額をお願いするものでございます。 その他の減額につきましては、主には事業見直しによるものでございます。 34ページからの商工費でございます。35ページの観光費、負担金補助及び交付金の中、備中たかはし松山踊り補助金350万円、その下、成羽愛宕大花火開催補助金755万2,000円の減額となっております。それぞれ開催日の縮小、事業の中止によるものでございます。 36ページの土木費の道路橋梁費でございます。道路新設改良費の一番下、負担金補助及び交付金、生活道整備補助金450万円がございます。これは私道の災害復旧に係る支援制度でございますが、台風24号災害に対応するため、今回追加をお願いするものでございます。 その他の減額につきましては、災害復旧事業を優先する中で、起債等を充てた道路改良事業や単市道路改良事業につきましては、来年度以降への延期または事業を縮小するものでございます。 38ページの下のほうになりますが、住宅管理費の工事請負費、市営住宅改修工事費2,611万1,000円の減額でございます。市営住宅ストック改善事業といたしまして、住宅改善工事を予定しておりましたが、本年度は実施設計を行うことにとどめ、工事につきましては本年度取りやめたものでございます。 39ページの消防費でございます。常備消防費の備品購入費の中、医療器具購入費1,009万1,000円の減額でございます。本年度更新いたしました高規格救急車でございますが、医療器具代も車両に含めて購入できたため、不用額を減額するものでございます。 40ページからの教育費でございますが、教育費におきましても主には事業見直しによるものでございます。 大きなところで申し上げますと、45ページの社会教育費、社会教育総務費の工事請負費、郷土資料館改修工事費2,000万円、また46ページの下から2つ目、委託料の自主文化事業委託料977万1,000円の減額、これは松竹大歌舞伎公演を中止したものでございます。 また、47ページの一番上、施設等改修工事費につきましては、文化会館、文化交流館の改修工事を取りやめておりまして、4,301万4,000円の減額となっております。 49ページからは災害復旧費でございます。 農林施設災害復旧費につきましては、全体で1億4,265万5,000円の追加をお願いいたしております。主には台風24号災害によるものでございまして、農地、農業用施設、林業施設等の復旧に係ります修繕料、測量設計委託料、工事費などでございます。 49ページから50ページにかけましての土木施設災害復旧費につきましても、主には台風24号災害によるものでございまして、現年公共、現年単独災害復旧費として3億4,783万9,000円をお願いいたしております。 50ページの文教施設災害復旧費39万1,000円につきましては、市指定文化財の災害復旧について、復旧事業費の一部を所有者へ補助するものでございます。 その下公共施設災害復旧費536万5,000円につきましては、高梁運動公園及び井谷公園の災害復旧費でございます。 以上で事項別明細書での説明とさせていただきます。 6ページに返っていただきまして、第2表の繰越明許費でございます。 まず、土木費、道路橋梁費、岡山自動車道付加車線設置推進事業、金額は1億6,400万円でございます。これは工事に伴う残土の搬出が計画よりおくれたことによるものでございます。 次の市道防災安全事業、金額は2,500万円でございますが、これは橋梁の長寿命化修繕事業でございますが、7月豪雨災害の影響で事業着手がおくれたため、適正工期の確保が困難となったものでございます。 続きまして、教育費、社会教育費の移動図書館車整備事業、金額は1,422万1,000円でございます。これは、7月豪雨で水没し、全損した移動図書館車でございますが、車両本体に特別な仕様が必要となることから、年度内納期が困難なためでございます。 その下、保健体育費の体育施設整備事業、金額は5,800万円でございますが、これは有漢スポーツパークグラウンドゴルフ場整備事業でございます。7月豪雨及び台風24号災害の影響で造成工事がおくれたためでございます。 その下、災害復旧費、農林施設災害復旧費、農林施設災害復旧事業、金額は12億6,210万円でございます。 また、その下、土木施設災害復旧費、土木施設災害復旧事業、金額は23億6,000万円でございます。これにつきましては、7月豪雨及び台風24号で発生した災害復旧事業でございますが、事業規模から適正工期の確保が困難であるためでございます。 一番下の公共施設災害復旧費、公共施設災害復旧事業、金額は2,360万円でございます。これは市民プールの災害復旧事業に係るものでございますが、ききょう緑地の災害ごみ撤去に不測の日数を要しており、工事発注がおくれているものでございます。 7ページは、第3表、地方債補正でございます。 変更といたしまして6事業掲げておりますが、それぞれの事業費の変更に伴いまして、地方債の限度額を調整させていただいております。 その下、廃止としたものは公営住宅建設事業でございますが、先ほど申し上げたとおり市営住宅改善工事を本年度取りやめたものでございます。 なお、51ページから57ページには給与費明細書、58ページには地方債の補正調書を掲げておりますので、後ほどごらんいただきたいと思います。 以上、議案第120号の補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(小林重樹君) 宮本健康福祉部長。            〔健康福祉部長 宮本健二君 登壇〕 ◎健康福祉部長(宮本健二君) それでは、私からは議案第121号及び議案第123号から議案第125号までの補足説明をさせていただきます。 それでは、補正予算書の59ページをお開きください。 議案第121号「平成30年度高梁市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)」であります。 平成30年度高梁市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。 第1条でありますが、事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億5,301万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ37億9,849万3,000円とするというものでございます。 事項別明細書で説明をさせていただきます。62ページをお開きください。 6款県支出金の普通交付金1億210万円は、療養給付費等の見込み増による歳出を増額すると。そのことに伴いまして、それに対応する歳入となる交付金の予算額を増額するというものでございます。 10款繰入金につきましては、職員給与費等の見込み額に対し、不足となる358万7,000万円を増額するものでございます。 11款繰越金につきましては、後ほど説明いたします療養給付費等負担金返還金が確定したことに伴い、歳出の増額に応じて前年度繰越金の一部を歳入として計上するものでございます。 続きまして、63ページをごらんください。歳出でございます。 1款総務費のうち、総務管理費につきましては人件費の調整によるものであり、徴税費につきましては特別調整交付金の対象となる収納率向上特別対策事業に要する経費を計上しております。 2款保険給付費の一般被保険者療養給付費9,900万円につきましては、療養給付費の執行状況から見込まれる不足額を計上しており、次の退職被保険者等療養給付費につきましても、同様の不足が見込まれるということから、210万円の増額をお願いするものでございます。 続いて64ページをお開きください。 一般被保険者高額療養費100万円につきましても、執行状況から見込まれる不足額を計上させていただいております。 6款保険事業費につきましては、嘱託職員の人件費の調整等に加え、健康管理システムの改修に要する費用59万4,000円を計上させていただいております。 9款諸支出金の療養給付費等負担金償還金4,606万1,000円につきましては、確定した平成29年度の国民健康保険療養給付費等負担金に対し、前年度に支払われた金額はこれを上回っていたことから、差額部分の返還に要する額について増額をお願いするものでございます。 この負担金は、療養給付費等の実績に対して国から拠出されるものでありますが、年度途中までの執行状況等から当該年度内に決定された額と最終確定額との間に差異を生じたものでございます。 続きまして、87ページをお開きください。 議案第123号「平成30年度高梁市介護保険特別会計補正予算(第2号)」であります。 平成30年度高梁市介護保険特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。 第1条でありますが、事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ55万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ48億3,728万3,000円、サービス勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ178万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ6,253万円とするものであります。 それでは、まず事業勘定であります。事項別明細書で説明をさせていただきますので、92ページをお開きください。 歳入、1款介護保険料は、第1号被保険者の保険料を5款国庫支出金、6款支払基金交付金、7款県支出金は、総合事業等の事業費の決算見込みによる減額を計上しております。 次に、93ページの10款繰入金、1項一般会計繰入金は、人事異動に伴う人件費の調整、制度改正に伴う財源更正の変更による増額を、そして2項基金繰入金は介護給付費準備基金からの繰り入れの減額を計上しております。 11款繰越金は、前年度繰越金の増額を計上しております。 続きまして、歳出であります。94ページをお開きください。 1款総務費、2款介護認定費及び6款地域支援事業費は、人事異動による人件費の調整と総合事業等の決算見込みによる補正をしております。 96ページをお開きください。 7款諸支出金は、前年度以前に納付いただきました第1号被保険者保険料の還付金を計上しております。 97ページから給与費明細書を添付しておりますので、後ほどごらんいただきたいと思います。 続きまして、103ページをお開きください。サービス勘定でございます。 歳入、8款繰入金は、人件費の調整に伴う一般会計繰入金で、歳出は2款サービス事業費で、同じく人件費の調整による増額を計上しております。 104ページから給与費明細書を添付しておりますので、これも後ほどごらんいただきたいと思います。 続きまして、109ページをお開きください。 議案第124号「平成30年度高梁市養護老人ホーム特別会計補正予算(第1号)」であります。 平成30年度高梁市養護老人ホーム特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 第1条でありますが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ568万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ11億3,160万3,000円とするものであります。 第2条は繰越明許費でございまして、これは本年の7月豪雨の影響によりまして、新しい老人ホームの建設工事が工期の延長となりました。そのことによりまして、既存の老人ホーム2施設の解体工事がおくれておりまして、これを翌年度に繰り越すための措置でございます。このため、次の110ページに第2表、繰越明許費として養護老人ホーム統合改築事業として1億5,400万円を掲げております。 その他の今回の補正につきましては、人事異動に伴う人件費の調整が主なものでありまして、特段申し上げることはございません。 113ページからは給与費明細書をつけておりますので、後ほどごらんいただきたいと思います。 続きまして、119ページをお開きください。 議案第125号「平成30年度高梁市特別養護老人ホーム特別会計補正予算(第1号)」であります。 平成30年度高梁市特別養護老人ホーム特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 第1条でありますが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ438万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億6,004万8,000円とするというものでございます。 この会計につきましても、人事異動等に伴います人件費の調整が主なものでございますので、特段申し上げることはございません。124ページ以降、給与費明細書を添付しておりますので、後ほどごらんいただきたいと思います。 以上で補足説明とさせていただきます。 ○議長(小林重樹君) 久保木病院事務長。            〔病院事務長 久保木英介君 登壇〕 ◎病院事務長(久保木英介君) それでは、私のほうから議案第122号の補足説明をさせていただきたいと思います。 補正予算書の71ページをお開きください。 議案第122号「平成30年度高梁市国民健康保険成羽病院事業会計補正予算(第2号)」でございます。 第1条、総則といたしまして、平成30年度高梁市国民健康保険成羽病院事業会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。 第2条、収益的支出でございます。平成30年度高梁市国民健康保険成羽病院事業会計予算第3条に定めた収益的支出の予定額を次のとおり補正するといたしまして、第1款の病院事業費用、第1項医業費用に1,967万3,000円を追加し、第3項訪問看護事業費用を14万7,000円減額をお願いするものでございます。 内容といたしましては、自治医科大学卒業医師の増員、その他人事異動等に伴います病院給与費等の増額及び訪問看護給与費の減額、並びに訪問看護事業所の統合に要します移転経費の増額でございます。 次に、第3条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費でございます。 予算第7条に定めた経費の金額を次のように改めるといたしまして、職員給与費を1,765万円増額し、計9億2,220万1,000円とさせていただくものでございます。 次のページから実施計画、予定キャッシュフロー計算書、給与費明細書、81ページから予定貸借対照表、補正予算説明書をつけておりますので、後ほどごらんいただければと思います。 以上で議案第122号の補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(小林重樹君) 丹正産業経済部長。            〔産業経済部長 丹正鎮夫君 登壇〕 ◎産業経済部長(丹正鎮夫君) それでは、引き続きまして私のほうから議案第126号から議案第129号につきまして補足説明をさせていただきます。 129ページをお開きください。 議案第126号「平成30年度高梁市畑地かんがい事業特別会計補正予算(第1号)」。 平成30年度高梁市畑地かんがい事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正でございます。 第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ375万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2,520万1,000円とする。 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は第1表歳入歳出予算補正によるというものでございまして、132ページをお開きください。 事項別明細書で御説明を申し上げます。 歳入につきましては、前年度繰越金といたしまして、375万7,000円を追加するものでございます。 歳出でございますが、1款総務費といたしまして、消費税に係る公課費としまして5万円の追加を、2款管理運営費といたしまして各ポンプ場の光熱水費、電気料金として91万5,000円を追加、施設修繕料として279万2,000円を追加するというものでございます。 以上で議案第126号の補足説明とさせていただきます。 続きまして、次のページをごらんください。 議案第127号「平成30年度高梁市水道事業特別会計補正予算(第2号)」でございます。133ページでございます。 第1条といたしまして、平成30年度高梁市水道事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによるものでございまして、第2条といたしまして、収益的収入及び支出の予定額を補正するというものでございます。 収入でございますが、災害救助法に基づき交付される災害時の応急給水に係る受水及び他市の応援職員に係る食料、宿泊等の費用について、第1款水道事業収益の第2項営業外収益を161万5,000円増額補正するものでございます。 歳出でございますが、取水ポンプ等の機械設備、漏水管の修繕費及び広域水道企業団からの受水費についてが主な増額補正と、職員の配置異動に伴う給料、職員手当、いわゆる人件費の減額補正をするものでございます。 第1款水道事業費用の第1項営業費用を1,495万8,000円増額補正するものでございます。 第3条といたしまして、当初予算第6条で定めた議会の議決を経なければ流用することができない経費である職員給与費を32万3,000円減額補正するものでございます。 以下、134ページには補正予算(2号)実施計画、135ページには事業活動に係るキャッシュフロー計算書、136ページからは給与費明細書、141ページから予定貸借対照表を、それから145ページ以降に補正予算説明書を掲げておりますので、後ほどごらんいただければと思います。 以上で議案第127号の補足説明とさせていただきます。 続きまして、149ページをお開きください。            〔17番 大月健一君 退席、出席議員17名となる〕 ◎産業経済部長(丹正鎮夫君) 議案第128号「平成30年度高梁市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)」。 平成30年度高梁市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正、第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,589万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ13億8,679万2,000円とする。 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は第1表、歳入歳出予算補正による。 繰越明許費、第2条、地方自治法第213条第1項の規定により、翌年度に繰り越して使用することができる経費は、第2表繰越明許費による。 地方債の補正、第3条、地方債の変更は、第3表、地方債補正によるということでございます。 詳しくは事項別明細書で御説明を申し上げますので、153ページをお開きください。 まず、歳入の繰入金でございます。 一般会計繰入金は、歳入歳出の調整後の金額をここへ繰り入れるということでございまして、2,194万6,000円をお願いいたしております。 次の諸収入でございますが、雑入といたしまして、新規給水装置取出工事受託収入を本年度の申請予定数が増加したことによりまして、1,100万円の追加をお願いするものでございます。 7款の市債ですが、当初予定していた簡易水道施設の加圧ポンプの更新等施設整備事業を7月豪雨災害等の影響により縮小したことによりまして、1,710万円を減額するものでございます。 次のページの154ページをお開きください。歳出でございます。 まず、簡易水道総務費は人件費の補正でございます。 中ほどの簡易水道施設費におきまして、需用費の中の光熱水費は水道施設の電気代、修繕料は送配水管及び機械設備類の修繕料を、また工事請負費における工事費につきましては、先ほどの歳入のところで申し上げました新規給水装置取り出しに係る工事請負費の増、また縮小した施設整備費に係る工事請負費を減額したものでございます。 次に、簡易水道新設改良事業費につきましては、成羽簡易水道の日名地区における配水管更新工事請負費の追加をお願いするものでございます。 前後いたしますが、151ページの繰越明許費でございます。 これは7月の豪雨災害によりまして、被災した簡易水道施設の本復旧事業につきまして、次年度へ繰越手続をお願いするものです。 また、第3表の地方債補正につきましても、限度額を補正するものでございます。 以下、156ページ以降には給与費明細書を掲げておりますので、後ほどごらんいただければと思います。 以上で議案第128号の補足説明とさせていただきます。 続きまして、163ページをお開きください。            〔17番 大月健一君 着席、出席議員18名となる〕 ◎産業経済部長(丹正鎮夫君) 議案第129号「平成30年度高梁市下水道事業特別会計補正予算(第2号)」。 平成30年度高梁市下水道事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。 第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,163万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ24億5,511万5,000円とする。 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正による。 繰越明許費、第2条、地方自治法第213条第1項の規定により、翌年度に繰り越して使用することができる経費は、第2表繰越明許費による。 地方債の補正、第3条、地方債の変更は第3表地方債補正によるということで、167ページをお開きください。 事項別明細書で重立ったところを説明させていただきます。 まず、歳入で中ほどの国庫補助金でございますが、1,687万円の増額、また一番下の市債として740万円の追加をお願いしておりますが、詳細につきましては財源として対応します歳出のほうで御説明を申し上げますので、168ページをお開きください。 まず、歳出で人件費以外について重立ったところの説明をさせていただきます。 一般管理費の委託料650万円余りの減額でございますが、これは会計システムの整備委託料が主なものでございます。 その下の管渠管理費につきまして、先ほど歳入との関係で申し上げましたが、市道落合ポンプ場線、これは落合汚水中継ポンプ場へとつながる道路で、陥没しておりまして、現在汚水管の更新工事を進めておりますが、工法変更に伴う工事費の増額をお願いするものでございます。 169ページに移りまして、中ほどの施設整備費の委託料1,610万円の減額でございますが、これは下水道事業団に出しております委託事業について、今年度事業が減額となったものでございます。また、工事請負費の510万円の減額は、事業縮小に伴い減額するものでございます。 結果、歳入歳出の差額分について、一般会計からの繰入金を485万1,000円減額させてもらうということになっております。 前後いたしますが、165ページをごらんいただきたいと思います。 第2表の繰越明許費でございます。 管渠管理費事業につきましては、先ほどの市道落合ポンプ場線ほか、汚水管改築更新事業費、公共下水道施設整備事業費につきましては、高梁雨水ポンプ場の電気設備更新事業費でありますが、いずれも7月の豪雨災害の影響で発注等がおくれておりまして、次年度への繰越手続をお願いするものでございます。 また、地方債の補正につきましては、第3表のとおりでございまして、限度額を調整させていただくものでございます。 171ページ以降には給与費明細書を掲げておりますので、後ほどごらんいただければと思います。 以上で議案第129号の補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第6 請願の上程 ○議長(小林重樹君) 次は、日程第6、請願の上程であります。 まず、請願第3号「国民生活と地方自治を破壊する「憲法改正」に反対する意見書の提出を求める請願」を上程し、議題といたします。 紹介議員より補足説明がありましたら、お願いいたします。 石部誠君。            〔8番 石部 誠君 登壇〕 ◆8番(石部誠君) 国民生活と地方自治を破壊する「憲法改正」に反対する意見書の提出を求める請願についてであります。 憲法9条を守る高梁地域の会小阪洋志さんより届いているところで、紹介議員は私石部誠と平松賢司です。 日本国憲法は、悲惨な戦争で多くの犠牲者を出した反省と教訓から、国民主権、基本的人権の尊重、平和主義を三原則として制定されました。中でも、9条は日本は二度と戦争をしないことを誓い、平和憲法として国際的にも信頼を得ている条項であります。NHKの調査でも、憲法の第9条が日本の平和と安全に役に立っているかとの質問に、非常に役に立っている29%、ある程度53%と、8割を超える人が役に立っていると答えているように、憲法第9条改正は国民の願いに逆行するものと考えます。軍事力、武力による問題解決は、国民市民生活と地方自治をも壊すことにつながります。憲法第9条の原則、精神に基づく平和外交と対話によってこそ実現すべき問題ではないでしょうか。よって、憲法第9条の改正を行わないように平和諸原則が生かされる政治を行うことを強く求めるものです。 議員の皆様にはぜひ御賛同いただきますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(小林重樹君) 次は、請願第4号「消費税10%への増税中止の意見書を政府に提出することを求める請願」を上程し、議題といたします。 紹介議員より補足説明がありましたら、お願いいたします。 平松賢司君。            〔3番 平松賢司君 登壇〕 ◆3番(平松賢司君) 請願第4号「消費税10%への増税中止の意見書を政府に提出することを求める請願」の補足説明をさせていただきます。 請願者は、くらしと福祉を守る高梁市民の会共同代表の長谷川卓夫さんです。 紹介議員は、石部誠議員と私平松賢司です。 この請願ですが、政府は2017年4月予定の消費税10%引き上げを2年半延長し、2019年10月に実施することに決定しました。8%増税によって戦後初めて2年連続で個人消費がマイナスになりました。 物価上昇と年金、医療、介護など社会福祉費の負担増のダブルパンチで家計は悲鳴を上げています。消費税は所得の少ない人ほど負担が重く、貧困と格差を増大する税制です。私たちは、消費税10%への引き上げはきっぱりと中止し、日本国憲法が要請する応能負担原則に沿った税制の確立を求めます。高梁市議会でも消費税10%への増税中止の意見書の提出を求める請願を採択していただくよう、国に対して意見書を提出いただくようお願いいたします。 以上、補足説明といたします。 ○議長(小林重樹君) 以上で本日の議事日程は終わりました。 念のため申し上げます。次会は10日、通告による一般質問を行います。発言順位の1番から4番までの諸公にお願いいたします。 本日はこれにて散会いたします。御苦労さまでした。            午後2時0分 散会...